緊急事態下のリスクコミュニケーション

COVID-19パンデミック下では、わが国のリスクコミュニケーションを改善するため、行政や医療の最前線で活躍する感染管理担当者に向けた教育活動に尽力し、その活動の一環として、GHC代表の蝦名玲子博士が、以下の2冊の書籍を出版しました。

1)『クライシス・緊急事態リスクコミュニケーション(CERC):危機下において人々の命と健康を守るための原則と戦略』(大修館書店) 

2)『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』(医学書院)

1)をご購読されたダイヤモンド・プリンセス号 検疫現場責任者の橋本岳衆議院議員(当時の厚生労働副大臣)よりヒアリングを要請され、蝦名博士の提言が橋本氏の著書『新型コロナウイルス感染症と対峙したダイヤモンド・プリンセス号の四週間』pp162-165, 171に掲載されました。

また第11回日本在宅看護学会特別講演に蝦名博士が招聘され講演したり、第80回日本公衆衛生学会、第81回日本公衆衛生学会の2年にわたり、本テーマのシンポジウムが開催され、その座長とシンポジストを務めたりしました。

さらに、本内容についての蝦名博士の発言が読売新聞(2021年12月21日)に掲載され、読売新聞大阪本社社会部の著書『情報パンデミック』p230にも掲載されました。

その後、専門誌『公衆衛生』で本テーマの連載開始し、そのうちの一記事「緊急時の不確実なことが多いなかでの情報提供に,日々の記者会見が欠かせない理由」(公衆衛生85, 6; pp416-420)は、世界保健機関の研究データベースに掲載されています → WHO COVID-19 Research Database

『医学界新聞』でも座談会が開催されました → 無料閲覧可の記事

Global Health Communications

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